公開日 2016年07月12日(Tue)
3~4限目に体育館で保健講座が行われました。テーマは「思春期における性に関する課題 ~今,妊娠・出産したらどうする?~という高校生にとっては,かなりインパクトのあるものです。
まず,教頭先生による講師紹介です。講師の藤崎るみ子先生は,薩摩川内市にお住まいで,長年にわたり看護師,助産師として勤められたあと,現在は小・中・高校で出前授業や講演会をされることが多いそうです。
主に4つの話をされました。
① 生命誕生の神秘(受精する確率は,1等宝くじに2回連続で当たる確率より低い=奇跡)
② 妊娠と人工妊娠中絶(人工妊娠中絶は,心も体も傷つけてしまう)
③ 性感染症について(症状に気づかないことが多く,気付いた時は,かなり悪化している)
④ 男女交際について(男子と女子では考え方が異なるので,互いに理解しあうことが重要)
その他にも,
「人は,ミルクを与えるだけでは育たない。だっこしたり,あやしたりして愛情を注がないと成長しない。だから,ここにいる人は,みんな親の愛情をたっぷり受けてきたのですよ。」
「DVなどの性暴力は,性に関する人権侵害である」
「性行為は,かけがえのない責任ある行為である」
など,様々な話をされて,あっという間の75分間でした。
生徒諸君も真剣に聞いていました。藤崎先生,本日は,ありがとうございました。