公開日 2011年07月26日(Tue)
研修視察報告の第三弾です。
最後の訪問地「鹿児島純心女子短期大学」に到着しました。
道路が工事中のためバスを降りて歩いて正門から入っていきました。
校舎の5階に案内されてびっくり・・・
校舎の中に立派なホールがありました。
月精入試広報課長様を始め,
3人の方が案内をしてくださいました。
純心学園前電停から短大までの坂を銀杏坂というそうです。そこを
毎朝歩いて上ってくるので,学生たちはずいぶんとたくましくなるそう
です。躾に関しては厳しいと言われているが,卒業してから良かった
と思ってくれるそうです。訪ねてくる卒業生も多いそうです。
この話を聞いて,良い大学なんだなあと実感しました。
続いて,生活学科の三島先生から・・・
お話がありました。
大学短大ではとても珍しい事だそうですが,昼に作業をさせている
そうです。自分の生活環境を自分で整えるということで,開学以来
実施されているそうです。このことで,会社に入社したときに,始業
前に早く来て自分の部署の清掃をするといったことが自然にできる
という話をして下さいました。
大切な心構えを教えていただきました。今年の3月に卒業した学生
について,98.5%の高い就職率を維持できたということでした。
お話を聞いてなるほどと納得をしたところです。
続いて,学内を案内していただきました。
7月いっぱいは授業ということで,実際に講義を受けているところを
見させていただきました。
図書室では,・・・
黙々と勉強する姿が見受けられました。
最後にキャリア支援室を見させてもらいました。
竹ノ内キャリア支援課長様より・・・
キャリア支援室は求人の企業の方が見える部屋であり,かつ,学生
が求人票を見るところです。あえて同じ部屋でさせることで,学生の
姿を企業の方に見てもらおうとされているそうです。
企業の方が見えたら,席を立って自然に挨拶ができるようにしている
そうです。そのままの姿を見てもらうという作戦があるそうです。
また,いったん都会に就職して,また,地元に帰ってきたいという卒業
生に対しても面倒をみているということでした。こんな所にも,人気の
秘密があるんだなということがわかりました。
予定の1時間を超えて,1時間半にわたって丁寧に説明をしてください
ました。本当にありがとうございました。
最後に試練が待っていました。そうです。バスが近くではなく,坂をあが
った所で待っているそうです。ということは・・・
坂道が・・・
鍛えられました。フーッと深い深呼吸をしてバスに乗り込みました。
とても充実した,満足感の残る訪問でした。これからの進路選択に
役立つ話がたくさん聞けました。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。